吹き出し内の言葉に句読点がない漫画は、「……」によって台詞の間を表現している。
また、言葉にできない、言葉として表現したくない微妙な感情を、絵と「……」と言う台詞により表すこともある。
そして、『陽炎ノスタルジア』では、その「……」が多用されている。
今回、あえて「……」に台詞を当てはめてみる。

名付けて、腐女子的「……」変換。

その1 一馬
5巻18ページ
オリジナル 腐女子的「……」変換
不破 「お前に同情されるより 女の子の方がいいだろ 不知火も」 不破 「お前に同情されるより 女の子の方がいいだろ 不知火も」
一馬 「…………そうだな」 一馬 (麗より俺のがいいのに……。俺のがいいはずなのに……。だって、不知火は俺の……。 それとも、不破の言う通り、女の子のがいいのか? 俺よりも女の子がいいのか? 麗がいいのか? 追いかけたい。追いかけたい! 追いかけたい!! でも、水貴の言うことも一理あるよな。病み上がりだし、無理させるわけにもいかないよな。 仕方ない。今は追いかけるのは止めよう。あとから不知火のところに行って、 邪険にしたわけではないと説明しよう。 なんだか水貴の奴を庇うようで、すっっっっっごく嫌だけどっ!)そうだな」

その2 不破
修行不足のため、ネタが見つからず。今回はパス。

その3 水貴
3巻124ページ
オリジナル 腐女子的「……」変換
不破 「…アンタにオレはヤれねーよ」 不破 「…アンタにオレはヤれねーよ」
水貴 「………どうかな」 水貴 (確かに僕は受かもしれない。でも僕だって一度ぐらいヤってみたいよ。 おそらく不破は術があまり使えなさそうだし、体の自由を奪ってしまえば、僕にだってできるさ) どうかな」

その4 不知火
2巻96ページ
オリジナル 腐女子的「……」変換
美魔 「私が人間じゃないからかしらそれとも…君の『恋しい女の子』じゃないからかしら………?」 美魔 「私が人間じゃないからかしらそれとも…君の『恋しい女の子』じゃないからかしら………?」
不知火 「…恋など…したことはありません」 不知火 「…恋など(男の子にしか)したことはありません」

その5 豪鬼
3巻23ページから
オリジナル 腐女子的「……」変換
蘭丸 「…疲れたか」 蘭丸 「…疲れたか」
豪鬼 「…………」 豪鬼 (     )
蘭丸 「…霊力が強いとはいえお前は普通の人間だ …俺たちとは違う …無理をするな…」 蘭丸 「…霊力が強いとはいえお前は普通の人間だ …俺たちとは違う …無理をするな…」
豪鬼 「…………」 豪鬼 (     )
………何にも考えちゃいなかった...
って、それがオチかい!