■□大貫妙子 2002CONCERT TOUR〜notes〜□■           2002.07.04  
 
高らかに「勝ち宣言」が出来るコンサート!
チケットを手に少々不安ながらも会場に足を踏み入れた私、自席を発見したときは狂喜乱舞♪
中央!!マイクまん前!!最前列〜〜!!
もう開演が待ち遠しいのッ!
後ろに下々のモノを従えてってなもんだわさ!控えおろう!!

ここで冷静に(笑)。
利点。
歌っている時の表情もオペラグラスの助けなしでしっかり見れる。
衣装も小さいアクセから靴(いつもロンスカなので見えない)までチェックOK。
ステージ上のプレイヤー達の小声での会話も。
欠点。
…前過ぎて常時「アオリ状態」でプレイヤーを見なくちゃならない‥首がイタイ;
おまけにスポットライトまで浴びちゃうのよう。

会場は大阪・IMPホール。
小規模なホールですが、音的には先日の大阪フェスティバルホールよりもよろしい。ステージ低い。
音割れてないよ!聞きやすい〜!
大貫妙子さんを筆頭に、ピアノ・ギター・キーボード、そしてツイン・ドラムの構成。
ツイン・ドラムってむっちゃかっこええ!初めてでしたが、ドラム2台使うだけでこんなに変わるんだ!すげえ!
「お天気いい日」「ピーターラビットとわたし」とかわいい系の曲でオープニング。
「お天気いい日」については(古い曲ですが)ライブ初だそうな。これも好きな曲で嬉し。

何せアルバムを20枚以上リリースしている方、選曲にはかなり苦労されているご様子。
とりあえず新譜「note」からは何曲か。そして初期のものから今までの中からもセレクト。

聞いていて全楽曲の歌詞やメロディラインをほぼ把握している自分ってすごい(笑)?
ただタイトルが出てこないんだけどね〜アルバムもジャケットで覚えてるから、こっちもタイトルが(苦笑)。

歌唱力には定評のある方なので、安心して聞けます。
トークは苦手の様子。歌ってる時としゃべっている時とで声のトーンがぜんぜん違うの。トーク中に「さらりさらさら〜♪」と手がけているCMソングを歌ってくれました。
曰く「中元時期になると、よく私の曲は流れます」

途中お色直しのため、引っ込みました。その間、ピアノのフェビアン・レザ・バネ氏がインストロメンタルで演奏。この人のピアノの音は柔らかいです。あのでっかい手からこんな音がでるのか〜。惚れ惚れ♪

お色直し後の衣装もかわいい。この人の衣装は普段着ていてもイケそうです。絶対普通に売れると思う!
ま、私にゃ似合わんけどね。
ベストにたくさんバッチを付けていて楽しい。思わず「陽ノス」のバッジ付けてないか探してしまった・・・んな訳ないやん〜!

アンコール前の最後の曲「Mon doux Soleil」。
このアレンジは初めてだ!イントロでわかんなかった!!
この曲、最初に「ルーシー」に収録されたVer.とアレンジを替えて別アルバム(「アトラクシオン」)に収録したVer.、
奥田民生が歌ったVer.と今までに3通り聴いているんですが、またかえてる!

そしてアンコール。今回は1回・1曲のみ。
出てくるや否やファンの方のプレゼント攻勢。すかさずピアノのフェビアン氏、「突然の贈り物」を演奏してくれます。
…ただ大貫さん、ぬいぐるみ扱い慣れてないねえ。
大きな黄色いクマを貰ってたんですが…首をつかむな!首持ってぶら下げるな!…ワイルドな方です。曲はしっとりなのにな。
そういいつつ、アンコール登場時には首からピンクのクマ(マスコットサイズ)をぶら下げてました。
てっきり「テディ・ベア」を歌ってくれるのかと思いきや。
「宇宙(コスモス)見つけた」。これもライブではハジメテ曲。
かなり以前、NHKで7時30分から放映されていた番組のテーマ曲。NHKって「大貫妙子」好きだからねえ。ちょくちょく流れてたり。それを探すのもまた楽し。
開演前「どうしよっかな」で買わなかったパンフレット。一部2000円。
「久しぶりにパンフを作ってみました。両面印刷されてます!白いところないです!広告も入ってないです!」とステージ上からの大貫さんのアピールに素直に購入。
や、「白いところない」が耳痛かったのさ。

そして、最前列だったために気づかなかった客層。
男女ともほぼ同比率くらい…若干女性が多いかな。年齢層も若者からおじさま群まで幅広い。
「裾野の広さ」に少々安心。
また、出口に演目が手書きで貼られてました。曲名・収録アルバム・アルバムの発売年がかかれていたお品書き。メモっている方、たむろってました。さすがにその中でメモる気持ちはなく、そのまま帰ってきました。中に、デジカメ機能付
の携帯でそれを撮っている方がおり「ええなあ…」と。そっか、そういう使い方も出来るか。欲しいかな…ソレ。

そんなこんなで「勝ち宣言(仮)」は正へと転じたコンサートでございました。