■□テニスの王子様〜More than limit 聖ルドルフ学院□■                 
(2004.08.14)                                                                                
 

はい、行って参りました〜!!

席は3階席の一番後ろ^^;「舞台全体を見渡せるから」という理由で自分を慰めておりました。

話は前後してしまいますが、見終わって「?」と。
生とビデオで1作・2作と観ているのですが、今回は「あれ?青学は…?」ってな感じ。
今まで青学メンバーのそれぞれの個性の出るシーンが各キャラ用意されていたんですが、今回殆どナシ。
まあ、「定番メンバー」についての紹介は前2作で済んだから「ゲスト」メインで、といった所なんでしょうが〜
それを云うなら、観に来ている人は殆ど原作やアニメを知ってるでしょう。2作目から「ゲスト」メインに持ってくる流れなら
ともかく…って。「知らない人が観ても楽しめるように」なら、今回もそれなりに作って欲しいし。
その点がちょっと物足りないよう。
お歌ももう少しがんばってほしいよう。

大道具さん。よく考えてます。
黒子さんと白子(?)さんがいらっしゃるようで、黒子さんは暗転場面で、白子さんは舞台の流れの中で作業なさいますが〜
白子さん、審判員の格好なんですね。だから登場人物の中にいても違和感がない。
このアイディアには感心。

主人公のリョーマですが、今回は主人公じゃありません(笑)。出番らしい出番が裕太との対戦シーンのみ。
1年トリオの方が目立ってたさ。

全体に「ルドルフ」主体で話が進んでます。青学で見せ場らしいシーンが用意されてるのは、「大石・菊丸のゴールデン・
ペア」と「海堂・桃ペア」。手塚もあんまり出張ってなかったし、タカさんはいきなり歌いだすものの、乾に至っては通り過ぎるだけ(笑)。不二はそれなりに見せ場貰ってましたが、これじゃ青学レギュラー不完全燃焼だよ。
とはいえ、自分の出じゃない場では隅っこで何やかやと悪戯して、笑いを誘ってましたが。
特に大石と菊丸。あんたらは何や。
菊丸が客席を走ってる時に、不二が手塚に抱えられて退場してましたが、お嬢さんたちの二通りの悲鳴が(笑)。
確かに走ってる菊に気を取られていると気付きまへんがな。

ルドルフ。
個人的には金田一郎くんかな。「先輩とペア組んじゃった下級生」らしさがよく出てたな、と。
柳澤もアヒルっぷりがよろしい。ご本人も楽しんでるようなのが、またヨシ。
観月ですが、可愛いんだけど〜「…ふっ」とほくそえむのをもう少し練習して頂きたいと。
あれじゃ、ただ「吹きだしてる」みたいでさ。

で、少々つっこみを。
不二が裕太に「好物の『カボチャ入りカレー』と『ラズベリー・パイ』云々」という台詞。裕太が復唱する時も、私には
『カボチャ入りカレー』が『カボチャイカレ』と聞こえましたな。『カボチャイカレ』とはどんな料理だ。きっと『カボチャ・イカレ』だからカボチャ入りの料理には違いなかろうが、不二家独特のメニューだろうか、乾汁のようなものだろうか〜と暫し考えた
挙句、『カボチャ入りカレー』と気付きましたな…でも甘そうだよ、カボチャ入りのカレーなんて!

その後、大石が不二に「バスが待ってるから」と呼びにくるシーンが。ええ、そこは別にいいんだけど…その後、舞台
バックに「バスの中の青学メンバー」が映るんですが、そのバス内の風景。
どうみてもスクールバスではなく、「市営バス」とか「都営バス」とかそんな感じ。
何かい?青学のバスは都とか市から払い下げのものなのかい?

アンコールは…ねばれよ、みんな!といった所でしょうか。お客さん、さっさと諦めるんだもん。
一昨日の名古屋(『エリザベート』)の粘りを見習えよッ!

アンコールの中で、柳澤がちゃんと「あひる」のハンドパペットを用意してるのが楽しい。
ルドルフメンバーが揃って退場する時も、みなさん「あひる」ポーズで。チームワークばっちし。
でも観月はイヤなのか、単にヘタなのか腰がひけてたぞ(笑)。
青学メンバー。手塚がリョーマに触るたび、大石と菊がいちゃつくたび(背面抱っこが^^;)に客席からハートのたっぷり
ついた悲鳴が。若いのう。

文句。
公演パンフレット、あれで1500円は高い。高すぎる。だって総ページ24P!
一昨日行った『エリザベート』はカラーで120Pあって2000円だ!劇団四季だって、「テニミュ」パンフよりかなりお得だ!
買いはしたものの納得行かんぞ。

余談。
帰り、家の前でバンダナ巻いて半袖Tシャツ捲り上げ、膝までのパンツでラケットの素振りをしている高校生(ぐらいだと思う)を見かけました。暗かったんで、バンダナの色までははっきりせず。…緑だったら海堂って呼んでやるのに!