「ドラマCD」なるものを買ったのは、ほんっと〜に久しぶり。
各話感想を書く以上に書き辛かったり…。でも楽しんでます。本当です。
と、一応「前ふり」しておいて。
本誌で、他作品の「ドラマCD」の広告を見るたびに、「『陽ノス』はないのよね。出ないだろうね」と悟りを開いた
ところに「発売」の広告。束の間喜んではみたものの、よくよく見てみると「2枚組」。そこで少々イヤな予感が。
「他作品はPART2だの3だのと作るつもりがあるけれど、『陽ノス』はこの1回こっきりではないのだろうか」
「だから2枚1組でファンを黙らせようと…ッ!!!」。
お願いです。この思いが杞憂に終わりますように。
まず声優さんについて書こうかな、と思いましたが…
キャラに合う合わないは、聞く本人の好みもさることながら、それ自体は声優さんに何ら責任はないのでは
ないか、と(よほど演技がマズい場合を除く)。なので、語るのはヤメ。
そう云いつつ、あえて云いたいのが「美魔」。志魔利の出番が無い分もカバー。原作よりいい(?)感じな魔っぷりに
○。復活希望。ちなみに、志魔利が出てないのは、構成が不知火と麗の回想だからかな?
さて、内容は新章第一話を元に、「陽炎ノスタルジア」の今までのあらすじという感じでしょうか。
澪姫の葬儀から始まって、回想シーンが展開。時々、「葬儀会場」に戻る、という感じですが、最初に聞いたとき
「何でここでお経が聞こえるの?」って思いまして…場面転換が分りづらかったのです。
これは皆さん、ひっかかったと思いますが、「みずき」の発音。これにはとまどった。
久保先生はずっとああ発音されてたんでしょうか。それともドラマスタッフの差し金なんでしょうか。
アクセント辞典にはああいう風に載ってるんでしょうか。
ボーナストラックで、水貴役の方も「『みずき』の発音」のとまどってらっしゃったようで。
…きっと「水貴」は苗字なのよ。下の名前を考えつかないうちに、養子に入っちゃったからあんなことに…?
あのアクセントは「水貴」のこだわり…?
予算の問題なのか、蘭丸さんが大遅刻をかましたのか、彼(彼女)が登場しなかったおかげで、「美魔をたおし、
不知火をさらう」のは豪鬼独りのお仕事になってます。そうすると、「不知火VS豪鬼」の展開が不自然に。
だって、目の前に不知火を連れた豪鬼がいるのに、「城下のバケモン退治」に(いやいやながらでも)一馬がいくわけ
ないやん。
おまけに、どうやって戦ったのだ豪鬼!!横に不知火をおいとくと逃げられちゃうし、「だっこ」か「おんぶ」か。戦う為に
手を使わねばならない点から云うと、「おんぶ」説やや優勢か。
不知火をおんぶしつつ戦う豪鬼って…笑えるな。…まさか、最近リバイバルという「おんぶ紐」持参してたのか…?
名台詞が網羅されてない、ってのは勿論、残念だったのが「芝居の間」。たった1時間くらいのドラマに5巻分をつめ
こんだ為か、「絵が出ないからこそ」欲しかった「間」が殺されてる気がしました。
これなら、例えメインが全キャラ出なくてもいいから、数話にしぼってやった方が良いような気がします。
現世については、「ドラマ」というより「ダイジェスト」版すぎ…。
それでも聴けて嬉しいという、ファンのジレンマ…。
出来るなら、PART2・3と続けて欲しいもの。その際は、せめて1巻に1枚ぐらいのつめこみぐらいでカンベン。
そして改めて、「ダイジェスト」でない「ドラマCD」を「新章以前」から出して欲しいわ。
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