■□第二話『楽園の終わり』感想□■ (2002.5.1)
 

「♪この楽園はもう消えたけどお〜♪」
今月号の表紙を見て思わず平井堅を口ずさんだのは私だけではない…筈。

まず麗と一馬のやりとり。あんたら、どこぞの中学生かい。学園モノのようなノリのやりとりですな。
まあ、その年恰好ならそんなもんさ。周りがハードだから浮くけどな。
…でも一馬、いくらメンチ切ったとて、指先にお握りの米粒つけた状態では「オワライ」ではないかい?
不知火の前ではやらないように(←厳命)。

そして…やっぱ水貴コワレてましたね。でも予想外なコワレ方。ぼ〜〜っとした状態になるのかと思ってましたが。
それよりもキツいです。それほど11代さまが彼にとって重い存在だったっていうか、彼の存在理由の全てだったと。
…水貴にとっての『楽園』は11代さまのいる緋嘉見だったのね。
でもあの状態だと、「11代澪姫は生きてる」って思い込んでいる訳で、そうなると豪希はどうなるんでしょう…?
彼が何処に行ったと思ってるんでしょうか、水貴。
こういう状態の水貴に会うと、豪希も辛いでしょうな。少しは「赤子状態」脱却してそうだし。

…モンチッチ水貴が見たかったな…(まだ言うか、自分)。

出ました、マロ。
いやあ、良かった〜。水貴と血縁関係なかったんだわ(ほっ)。何となく許せなかったのさ(ビジュアル的にな)。ちゃっちゃとお帰りになりましたが、かなり「爬虫類」っぽい性格のお方のよう。絶対リベンジにやって来るな。
思いっきり恥もかかされてるしな。
 

不破っちも相変わらずオイシイところで出てきます。コートはともかく、制服はやはりヨン班の班長が繕ってくれたんでしょうか。
で、彼が「聞いたぜ」と言った豪希の行い。…誰から聞いたんでしょう。ヨン班班長、緋嘉見が落ちたことは知って
いても、澪姫殺人犯については知らないと思えるので…やはり緋嘉見の誰かから?すると豪希が犯人だってことは
オープンなんですね?…水貴がコワレて忘れてても、やはり豪希は緋嘉見へは戻れないか。世の中甘くないぜ。

で、何処に行くんでしょう、不破。行き場所としては「周布」か「黒田」しかないんですが、「戻れたら」発言とか羅偉の
槍を持っていくところをみると、「黒田」方面の可能性高し。
やはりヨン班の班長に何か聞いたか。だって、彼女はかつて夜叉に「月抄唯一の弱点」とか言ってたしな。
で、「弱点」は豪希なんでしょうか(←希望)。
 

…で、豪希は出てこなかったの。くすん。不知火は回想シーンといえども登場してたけど、豪希は1コマもなかった
の〜ん。
月抄ご一行も1回ヤスミ。
やはりまだ月抄パパは力の回復がはかれてないのか、はたまた慣れぬポエマ-ぶりに力丸とーちゃんもお疲れ
なのか。

「♪きっと朝は来る〜♪」と平井堅も歌ってます。
…で、いつ朝は来るのよさ。