■□第八話『回想儀』・後編感想□■ (2003.7.30)

 

さて「後編」です。
水貴くんの過去暴露最終話(のはず)です。

前回ラストはお仲間の少年が、ドアの外で「驚き」の表情を浮かべてる所で「続き」でした。
それからというもの、「一体何に彼は驚いてるんだろう」と。
1.「闇のもの」出現。        2.マロが踊ってる…もとい「マロ出現」。

なああああんだ。おばかな奥様のおしゃべりでございましたか。
子供ばっかり買うってことは…これは「ショタな奥様」の集いなんでしょうか。
奥様方のおしゃべり内容にピリピリしている同僚(自称先輩^^;)も、彼なりのアイデンティティーぐらぐらに
あせりたおし、あがきたおし。
そんな彼に「整然と正論」は水貴くん…ってこの時、まだ「水貴」って名前は出て来てません。

「人の気持ち無視して正論をはく」(麗・評)は、既にこの頃からか。
−−−この場合はおいておいて、「必ずしも正論が正しいわけじゃない」ってのを水貴が認識するのは
何時なんだろうねえ。少なくとも、失調前は認識してなかったと思うぞ。
「自分のために他人を利用する男」っつう考えも既に芽生えてるし。
〜彼のこの考えはやっぱり「おばかな女に買われた」ことに根付いてるのか。
待て待て。前回、「あああんなこと」をされておきながら、「他の場所に行ける」とついて行っちゃうあたりから
既にそうだったのか?

で、待望(?)の「後ろから刺されちゃう」シーン。
あれは記念すべき第一回なのか、それとも違うのか、気になるところです。
刺された位置もアブナいし、結構さくッと入っちゃってるし〜よく脊髄損傷を免れたなあ。
もう少しで「車椅子の水貴」になるところであったのう。

刺されつつ悟りを開く水貴。
「この世の中はほとんど愚かな人間で構成されているのか」
そして、次の台詞こそが、水貴の人生モットーを端的に表しているというものでございましょう!!!
 

 

          「バカに殺されてたまるか」

 

なんて判り易い台詞だ…!!!

さて、ようやくマロが登場です。やっぱりおつき連れてます。おつきは荷物持ってます。
「先生」と呼ばれちゃったりしてます。一体何の先生よ?〜〜占いか何かか?
きっと「陽ノス界の『Dr.コパ』」なのねッ。ある意味、奥様方のアイドルだとか(大笑)。

とにかくここで今回終ってます。
「世の中バカばかり」なら「少しでも利用価値の高いバカ(マロ)」を水貴が選んだのは、想像に難くありません。
「ほとんどバカばかりの世の中で、少数派のバカじゃない人」だろう十一代さまに、水貴がついていこうと
思ったんだろうってのも分りますな。

…一馬と豪鬼(希)は「水貴分類」では、間違いなく「バカ」の部類に分けられてそうだ…。
一馬はきっと感じてるわ、ソレ。(ごーきは『バカって何?』レベルだしな)

でもさ〜何となく、水貴編終ってないような終り方(いやお話は続いてんですが)。
「マロ登場」でもういきなり、現在にリンクしちゃうんかいのう。
次回あたりで、不破や一馬(班長たちもいたな)が緋嘉見に戻って…で展開するのでしょうか?
現在にリンクしつつ、水貴の過去が続くのか。
しーちゃん(不知火)の出番は果たして年内にあるんですかね?

久保先生ッ!!
カラーボックスこさえてる場合じゃございませんわよッ。次回は「ばあああん」と「どどおおん」と
お願いしますわ。