■□第十二話『不知火彷徨』・前編感想□■ (2003.06.30)

 

更に増ページを期待したんですが…今回は14ページ。漫画スクールとかの規定ページ数より短いんで
やんの〜!!!

とはいえ、新章始まって30年振りに(大嘘)、不知火くん登場です。台詞はひと言しかありませんが。
表紙含めて2ページ半と1コマしか登場してませんが。それでも回想シーンでない不知火は貴重。既にレア物。

不知火以外の今回の目玉としましては。
1.折り畳みオッケーな闇のモノ風呂。
2.相変わらず「なの?」口調な豪希。
3.まっぱな水貴。
とまあ、これにつきるんではないかと。

まずは祝♪月抄さん復活!しかしそのままお出かけしてしまいました。悩む息子をほっといて。
「どこに居られる」ということは、魄を探しに行ったんでしょうな〜。破壊坊の魄じゃないと思うけど(当り前)。
初代魄さま…?いや最後の…なんだから、一体何代目だったんだ。五百年前の魄は。
お出かけする時はちゃんとお片づけも済ませていきます。躾のよろしい月抄さん。
「闇のモノ風呂」と一緒に行くあたり、キャンプなの?そうよね、季節は夏、リゾートシーズン到来!!っつって、物語は冬や
っちゅうねん!
「熟した黒田」ということは…お召し上がりになるの?お召し上がり予定なのね?

未だにパパに会えてない豪希くん。蘭さんからはパパのことを、「自分の仕える主人」と云われ、一馬からは「お前の親父じゃ
ねえ!」と駄目押しを受けたにも関わらず、やっぱり「父上」。まだまだ「なの?」口調。まだまだ子供です。
「なんで俺はここに居るの?」ってな質問を、いきなりパパに聞きに来たらしいところも、やっぱり子供。
まだまだ「電話相談室」にお世話になれる感じです。

「本当のことを話さないし、ナニ考えてるかわかんない人たち(豪希基準)」グループには、月抄さん(何も考えてないだろう;;;)・
黒田・夜叉・力丸・蘭丸…っておい、十把一絡げかよ?カッコで括れば同類項かよ?〜傷つくだろうなあ、蘭と力。
前世仲間を思い出すときには、麗ちゃんはおしゃもじ持ってるところだし。やっぱり「きゅうしょくとうばんのおねいさん」ってな
認識〜?
と思いきや、その後ちょいと頬を赤らめてるあたり、少女漫画してます。その表情はヒロインの必須アイテムなのよ?
わかってるのか、豪希。

さて、緋嘉見。
復調水貴くんの初のお仕事は…入浴シーンでしたッ。まあ失調中はお風呂に入ってないだろうしさ。
もしかしたら、澪姫が死んで緋嘉見がぼろぼろになったあたりから風呂に入ってないかもしれないしッ。
新たな展開に向けてさっぱりしてるってわけ…かな?
それよりも。きっと襲来されてから日数的には僅かだと思うんですが、もう水道もガスも直ったの?
湯殿も直ったの?早いよ、復興。きっと馬車馬のように働いたんだね、緋嘉見の人たち。

次回は後編なのか、水貴のときのように中篇も入っちゃうのか。
でもでも、物語のキーパーソンな不知火の名前が、副題についてるあたり、ごごごっと展開しそうな予感。
次か次の次あたりで、月抄さんと不知火が出会うんじゃないかな〜と。

物語の新たな展開を祈りつつ…

いつか!いつかは100P一挙掲載を〜〜〜〜!!!