■□第十三話『記憶の冷たい死角』□■ (2005.1.30)

 

予告どおり今月も載っておりましたよ。ただし、今回は12ページ。少ないよう。

カラオケ屋でいそいそと開いたページは!
---不知火まっぷたつ!
頭の中では「ええええッ!前世と同じってありかよ?つかキーパーソンをそんなにさっくり…!」とどきどきどき。
美容健康精神上、まったくよろしくありません。

マエフリ無しで全開モードの月抄さま。問答無用でまっぷたつ…のように見える攻撃。あの状態はなんですか、以前自宅風呂場でかましたあの攻撃とは種が違うんでしょうか。ただ気を失っただけっぽいですが、場所と季節柄を鑑みて凍死の予感がなくもない。
あの攻撃は、「貯金箱を壊して中のお金を取り出そう」に近いよね。
回想シーンの豪鬼くんにちょっとにっこり。
さて、トドメをさそうとして、邪魔が入ります。
ヒロインの窮地には必ず現れるという救いの手。今回はオカルトモードでご登場の師匠と澪姫さま。
よかったね、澪姫。好きな人と一緒でさ〜ではなく。師匠ってば錫杖に憑依なさっていたのね?そんなに不知火が心配なら
手から離す可能性のある錫杖よりも、不知火の服とか下着(笑)とか!お守り袋(そのくらい持っていそう)とかに憑りつけばよかったのに!肌身はなさずでさ。

で、疑問。
師匠の霊力値については不明ですが澪姫は物凄かった筈。あのバトルの時もいくらサポートが入ったとはいえ、かなり対等に月抄さまと渡り合ってた気がするのですが〜霊体になったら、霊力はどうなるんだろう?
2人(体)がかりで月抄さまに叶わないらしいとなると、「生前と霊体とは霊力が違う」のか、師匠には霊力がてんで無いのか。
霊力値が些少とは思えないのですがねえ。

攻撃中にいきなり「魄」のことを思い出し、攻撃をやめちゃう月抄さま。「ナニを考えているのかわからない」というより、本人も
「考える」という事がわかっていないのかも。思考回路は明らかに人間と異なっていると思われますので、意思疎通にかなりなギャップが生じていそう。

さて、今後の展開。結果的に雪の野原に行き倒れとなった不知火のこれから。
○性能UPした「不知火探知機」でもって、一馬が不知火を発見。無印のときに不知火にしてもらったように、介抱する。
→しかし、一馬に看病が出来ると思えない…(苦笑)。
○行き倒れた所に、黒田ご一行さまが通りかかる。黒田の魔力に、不知火の中の魄が反応する。
○↑魄が反応しないが、黒田の家来に切られそうになっているところを一馬が救出。
○↑救出したが、尾行されてしまい、緋嘉見へのルートが洩れてしまう。
○第一次反抗期まっさかりな豪希がまたも家出。不知火を発見。→問題はやっぱり豪希に看病は無理っぽい。

たのむ!次回は来月になっていた。…休載は勘弁ね。


<<<そのA(2005.2.28)

まずはサブタイトルを見て「誤植?」と。
ついで、その後にぽつりとある『A』にびっくり。どういうこと〜?今回の12ページと前回を合わせて本来なら24ページだったってことでしょうか?ま、まさか来月は『B』ではあるまいな?

 などと思いつつ、ストーリーはあまり進んでいません。不知火誕生秘話ってところでしょうが、肝心の不知火(成長版)は寝たきりだし。そばに霊体がうすぼんやりと立ってるだけだし、或る意味とっても静かな回でございます。

生まれたばっかりの不知火(仮)は魄そのものだったわけで、師匠が「不知火」と名付けたことによりラッピング…もとい封印。世にも珍しい魄の不知火包みの出来上がり♪奥様、ディナーの新しいメニューにいかがでしょうか、ってのが秘密の真相ってやつですが。

驚いたのは新生児のくせに、ハイハイが出来たらしい魄(不知火)。すごい。すごすぎる。ここは生態調査をかましたいところ。
可愛いのは、ぼよぼよ魄くん。アタマぱっかりぼよぼよ実体化してますが〜うう、車のダストボードの上にでも乗っけて、うなうな首を振らせたいくらいに、愛を感じましたぞ。
で、新生児のくせにハイハイするくらい非常識なくせに、ぼよぼよ魄くんの頭は新生児らしく髪の毛がなかったのがなんとも。
前世の回想シーンではロン毛だったしねえ。
几帳面なんだかどうなんだか、さすが「何も考えてない」月抄さまのボス。上いってますな。さすがだ(違)。

やっぱりぼよよ〜ん(『ぼよぼよ』と『ぼよよ〜ん』の間には大きな違いがある(^o^))な月抄さま。15年前も今も一緒。ま、所詮は「15年前はちょっと前」的グローバル視野の持ち主、そうそう変わるもんじゃありません。
恐らく、魄の気配を感じて飛んできたんでしょうが、あのシーンはちょっと豪鬼とかぶりますね。「大きな力(豪鬼談)」を感じて飛んでいった先に惨殺死体があるってのは。(血縁関係ないけれど)親子で同じシーンを繰り返してるのは、今後何かに関係するのでしょうか。
ということで、来月は『B』でない事を祈りつつ。

そして今年は早いこと3巻が出ますように!水貴だよね、表紙。