■□CATSバックステージツアー・レポート

今回、終演後に行われる「CATS」のバックステージ・ツアーに参加しました。舞台上から裏まで見せてもらえるわけです!
以下は、そのレポートもどきとなっております。
独断と主観と偏りに満ち満ちておりますが、ご了承の程をm(__)m

ごみ・ごみ・ごみ
 

場所が「ゴミ捨て場」の設定の為、舞台はおろか客席の壁にまであるゴミ群。(ツアーというわけではなく)個人的に調べてみて「ちょっと面白いかも?」なブツを羅列してみました。

 

★愛知銘菓『納屋橋饅頭』  ★ユニコーンCD(懐かしい…)  ★グリコのお菓子(サラダ味プリッツ・ポッキー・いちごポッキー・キャラメル・アーモンドチョコ)  ★紅茶味ブリック  ★森永3.5牛乳  ★クノールスープ  ★麒麟ビール  ★ヴィッテルのペットボトル★粟おこし  ★大阪土産『あんプリン』  ★金のしゃちほこ  ★ビリケンさん  ★ゲームソフト『テトリス』  ★プレステのコントローラー  ★お風呂アヒルのパッケージ  ★ころころアヒルの玩具  ★『じゅえりきゃっつういろう堂』(架空)  ★お好み焼きのコテ★たこやき器  ★タイガースグッズ(帽子・メガホン・ヘルメット)  ★『づぼらや』のキーホルダー(但し、『づぼらや』の代わりに『つぶやき』と書いてある)  ★CATSの記事が載ってる『ぴあ』  ★『関西ウォーカー』  ★『関西1週間』  ★車の福岡ナンバーのプレート  ★使い捨てカメラ  ★ルパン3世のパチンコ台  ★正確に動く時計  ★CATS札幌公演ビデオ  ★ライオンキングのグッズ(タオル・キーホルダー・ちらし)…

消える猫のなぞ ライティング・マジック  
 
照明さんご苦労さん。

「ミストフェリーズ」が自分を照らすライトを消すシーン。
両手を上下左右に動かして、ライトの光の大きさを少しづつ小さくし、最後に顔だけライトが照らす状態に(その後、全部消えます)。
コレは「ミスト」のみの芸。他の猫にゃが
やってもダメなんですな。失敗に終るように
出来ている。

バックステージツアーでは、運がよけりゃ
そのライティングをしてもらうことが出来ます。
舞台上で「ミスト」気分が味わえる訳さ。

…照明さん、ご苦労様ですうm(__)m

結構アナログ。

 「ラム・タム・タガー」が空中に消えるシーン。
「どないなってるの?」のお答えはいたって簡単でございました。

空の一部分(布製)がぺらりとあくんですな。
そこから猫は裏にひっこむわけです。
ライトもそこを照らしませんから、客席からは暗いままで、見えません。

ぺろんとあいた空は、スタッフの方がしこしこしこしこ手動でマジックテープ止めしてるわけです。あなろぐ
「CATS」。

 
アナログ再び・・・  
アナログふたたび。
でんじゃら・ぞーん  
ころぶな危険。

劇中劇「グロールタイガー」に出てくる船。
ここも上ることが出来ます。
そもそも舞台自体が傾斜かかってるんですが、さらにその船は傾斜がきついの!脇についてる階段だってもちろん傾斜は急。ワックスたっぷりでとっても滑りやすいし、コワイっす!船の上から客席を見下ろすと、踊る猫にゃ達のスリリングな気分を味わえます。

因みに。
船の上や横の手すりは持ってはいけません。
…脆くていつコワレるか…なんだからだそうな。
う〜ん、でんじゃらす。

泥棒猫「マンゴジェリー」と「ランペルティーザ」、彼らは廃車のボンネットの中から登場します。

ボンネットがぱか〜っと開いて出てきてくれますが、
こいつも猫にゃが楽しそうに出てくる裏で、地味〜に大道具さんがクリンチ回してる訳だ。
手動。あなろぐ「CATS」再び。

これも中に入ってボンネット開閉してもらえます。
猫にゃの気分が味わえますが…。
大道具さん、残業ご苦労さまっす!!

ラスト・サービス
猫にゃだって大変なんです。

舞台上を見た後は、裏に回ります。天井の高さや奈落の深さ、猫にゃ達の衣装の一部を見せてもらった後は
犯罪猫「マキャヴィティー」の秘密の出入り口から再び舞台袖へ出てツアーは完了です。

だが、前方から悲鳴が…。
「?」と思っていると、出口の陰にその通路のメイン利用者である「マキャヴィティー」くんが隠れてまして、「が〜ッ」と人間さまをおどかしてくれるわけです。

つまり、彼は舞台がハネても、そのままツアー完了までかくれてるわけだ。

 

これでバックステージツアーはおしまいです。
実際の所用時間は約10分ですが、今回観客のほぼ半数がこのツアーに参加してました。1度に舞台に上がれる制限人数は約50人。
私達が終了したのは10時30分近く。でもまだ順番待ちの方
が。
観客はもちろんですが、スタッフの方、ほんとに残業だね…。

 

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